突発性難聴.COM
突発性難聴.COM > 内耳再生医療・手術 > 内耳再生H試みと可能性 サイトマップ
突発性難聴.COM

・突発性難聴
  >>症状、>>診断方法
  >>検査方法、>>治療方法
  >>発症時の生活について
  >>原因究明について
  >>発症しやすい条件
  >>突発性難聴と思ったら

突発性難聴.COM

伝音難聴と感音難聴の違い
・感音難聴の原因
  @種類と原因
  A後迷路性難聴
・有毛細胞が壊れる原因
  @起こること・壊れる仕組み
  A壊れる仕組み
・ラセン神経節細胞の障害
  @役割と障害の原因
  A人工内耳
・血管条障害の起こる原因
  @障害と感音難聴
  A壊れる仕組みと老化

各難聴障害の病気の原因
先天性難聴の原因
遺伝性難聴の原因
老人性難聴の原因
騒音性難聴の原因
職業性難聴の原因
音響外傷の原因
薬物性難聴の原因


難聴で始まる病気
 @細菌感染・腫瘍
 A糖尿病・免疫疾患

突発性難聴.COM

難聴の治療 
 ・難聴の治療箇所(ターゲット)
 ・難聴(内耳)治療が困難な理由
 ・難聴の原因の治療
 ・難聴の薬物療法
  @ステロイド薬
  A循環改善薬
  B次世代治癒薬
難聴の予防フリーラジカル
難聴の検査
 ・難聴の診断・検査
  @純音聴力検査
  A語音聴力検査
 ・高度・特殊聴力検査
  @聴性脳幹反応
  A耳音響放射
  B電気誘発聴性脳幹反応
 ・難聴の画像検査
  @コンピュータ断層撮影(CT)
  A核磁気共鳴画像(MRI)
  B脳機能画像(ポジトロン)

突発性難聴.COM

音が聞こえる仕組み 
 ・音が脳に伝わる仕組み
 ・蝸牛から大脳の伝導の仕組み
 ・蝸牛の音を感じる仕組み
耳の構造と仕組み
 ・聴くことと身体バランス調節
 ・音を伝える仕組み
 ・蝸牛の振動部分と音の高さ

各聴覚器官の役割
 ・有毛細胞:振動を感じる器官
 ・ラセン神経節:電気信号を受信
 ・血管条:電気信号を作る電池
 ・耳管:  中耳の空気圧の調整
 ・半規管頭の回転を捕捉
 ・耳石器頭の傾き・重力を捕捉

突発性難聴.COM

補聴器について
 @仕組みと種類
 A性能・効果
 B性能の限界
人工中耳について
 @仕組みと効用
 A補聴器との違い
人工内耳について
 @役割:蝸牛機能の代行
 A仕組み・構造
 B働き方・機能の仕方
 C人工内耳手術に伴う危険性
 D適応する難聴症状

内耳再生H試みと可能性

- 内耳再生医療・手術ついて

 

内耳は本当に再生しないのか

 薬物やウイルス感染、過大音響などにより内耳(ナイジ)は障害されます。いったん内耳が壊されると、人間の内耳は再生することができないため、その障害は一生続きます。実験動物を使った研究においても、現在までのところ、哺乳(ホニュウ)類では内耳が再生し、聞こえが戻ったという確かな証拠は得られていません。
 しかし、その一方で、魚や両生類、鳥といった動物では内耳が再生するというさまざまな証拠がえられており、内耳再生に関わる研究者の間ではすでに一般的なことになっています。といっても、鳥類の内耳が再生することがわかったのはごく最近のことで、ひょっとしたら人間においても内耳再生現象が存在するかもしれません。しかし、現実問題として、人間における内耳有毛細胞の再生現象は通常の状態であれば、あっても極わずかでしょう。

 

内耳再生の試み

 最近、ある培養条件下では、哺乳動物の内耳の中で身体のバランスをとる前庭器官で、有毛細胞の顕著な再生現象が起こるという報告がなされました、それは、いわゆる試験管内で証明した実験で、生体内で起こり得るのかはまだ不明であり、また機能回復を伴なうかどうかはまだ調べられていません。しかし、条件さえ整えば、哺乳動物でも内耳の再生を起こすことができるのではないかという希望を持たせます。
 では、どのように条件を整えれば再生を起こすことができるのでしょうか。内耳再生の研究者は大きく分けて3つの方法に注目しています。1つ目は、栄養因子や成長因子と呼ばれるタンパク質の投与です。これらのタンパク質は細胞の生存や増殖に密接に関与していることが知られており、これらを障害細胞の生存や増殖に密接に関与していることが知られており、これらを障害した内耳に投与することにより内耳の感覚上皮(有毛細胞やその周囲の細胞)の増殖を促し、有毛細胞を再生できないかが試みられています。すでに障害した内耳に栄養因子を投与することにより、本来なら死んでしまう内耳の神経細胞を保護できることが、ネズミを用いた実験で示されています。もう1つは、内耳に特殊な遺伝子を組み込む方法です。
 近年、内耳有毛細胞の分化や生存に重要な役割を果たすと思われる幾つかの遺伝子が同定されています。また、遺伝子導入技術の発達により効率よく遺伝子を組み込むことも可能になってきています。これらの技術を組み合わせることにより、直接内耳に遺伝子を導入し、有毛細胞を作り出そうという試みがなされています。本来の有毛細胞がある場所ではないのですが、内耳の中で新たに有毛細胞を作り出すことにいくつかのグループが成功しています。
 最後のもう一つ、最近研究されているのは幹細胞などの未熟な細胞を用いた細胞移植療法です。特に胚性幹細胞(ES細胞)や神経幹細胞などの幹細胞は、さまざまな細胞に分化することが知られており、有毛細胞に似た性質を持つ細胞も作り出すことが報告されています。また、内耳に移植した神経幹細胞が有毛細胞に似た性質を持つようになることも確かめています。移植には倫理的問題や手術手技など様々な問題が伴いますが、このような障壁をクリアできた時、内耳再生を目指した移植療法も期待できるのではないでしょうか。


蝸牛の断面図(内・外有毛細胞)

蝸牛の断面図

 

≫次の記事「内耳再生I再生有毛細胞となる細胞:蝸牛支持細胞」へ

 

◆「内耳再生医療・手術」の記事一覧◆

 

☆聴覚の基礎知識☆
◆音が聞こえる仕組み◆ 
 ・音が脳に伝わる仕組み
 ・蝸牛から大脳の伝導の仕組み
 ・蝸牛の音を感じる仕組み
◆耳の構造と仕組み
 ・聴くことと身体バランス調節
 ・音を伝える仕組み
 ・蝸牛の振動部分と音の高さ

◆各聴覚器官の役割◆
 ・有毛細胞:振動を感じる器官
 ・ラセン神経節:電気信号を受信
 ・血管条:電気信号を作る電池
 ・耳管:  中耳の空気圧の調整
 ・半規管頭の回転を捕捉
 ・耳石器頭の傾き・重力を捕捉

内耳再生の特集記事
 ・医療の再生箇所(ターゲット)
 ・有毛細胞の再生
 ・医療の現状 ・試みと可能性
 ◆遺伝子治療◆
 ・遺伝子治療による難聴回復
 ・遺伝子治療の現状と可能性
 ◆有毛細胞の再生治療◆
 ・幹細胞(再生治療の中核)
 ・蝸牛支持細胞
 ・ES細胞
 ◆内耳細胞移植◆
 ・有毛細胞の可能性
 ・神経幹、内耳幹、ES細胞
 ・ラセン神経節
 ・細胞治療の応用

RSS

鼻水.COM
鼻水・くしゃみなどの各病状対策や耳鼻科の気になる症状の対策まとめサイト
hanamiju.com

甲状腺異常
甲状腺の機能異常に関して、バセドウ病や橋本病などを中心に重要な情報をまとめたサイト
zitakukaigo.com
本サイトのご利用について
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・