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突発性難聴の検査:他病を除外するためクリセロール試験やMRI検査

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突発性難聴とメニエール病との区別のための検査

 突発性難聴(トッパツセイナンチョウ)の疑われる患者さんが来ると、メニエール病や聴神経腫瘍を除外する検査をして、診断するということです。例えば、目眩(メマイ)症状で有名なメニエール病は、内リンパ腫という、内耳の中にリンパ液が溜まり過ぎる状態ですから、内リンパ水腫があることを証明すればよいのです。
 それには、難聴がある段階で、グリゼロール試験をします。グルセロールを飲むと、尿が出るので内リンパ水腫が軽くなってリンパ液が減り、聴力がよくなるのです。ですから食事をせずに来てもらって、まず聴力検査をし、すぐグリセロールを飲んでもらいます。それで一時間おきに、二時間後と三時間後に聴力検査をします。その間に聴力が改善されれば、これは明らかに内リンパ水腫があるということになります。
 ところが、聴力が良くならないからといって、内リンパ水腫が無いとは言えません。陽性率が50パーセントくらいですから、半分の人は、グリセロール試験では引っかかりません。そのために、耳の中の電気現象を蝸電図(カデンズ)に取りながらグリセロール試験をやることもあります。
 グリゼロール試験に関しては、耳鼻科であればどこでもできるはずですが、蝸電図は設備と手間が要るし、多少身体にもしんどい検査ですから、専門的な施設で受けた方がいいでしょう。グリセロール試験は空きっぱらで飲むので、人によりますけれど、脳圧が下がって、少し頭痛がしたりします。
 経過を追わずに、早めに診断しようとすれば、このグリゼロール試験をしなければ証明できません。ただし、この検査の予約をしている間に、聴力がよくなってきてしまうことがあります。わりに早く聴力が戻ってくるときは、次の日にもうよくなるとか、2、3日後に検査を予約して、その日に来たときにはもう正常になっている、ということもあるのです。そういうことで、突発性難聴ではなく内リンパ水腫だったと、臨床的に分かることもあります。

内リンパ水腫

 

突発性難聴と聴神経腫瘍(脳腫瘍)との区別のための検査

 突発性難聴(トッパツセイナンチョウ)と聴神経腫瘍(チョウシンケイシュヨウ)とを鑑別する場合には、初診の日にできることとして、まず単純な耳のエックス線写真を撮ります。また、聴力の検査をすると、小さい早期の腫瘍(シュヨウ)では、とくに中音階の音だけが聞こえないという特徴的なパターンを示す場合がありますし、アブミ骨筋反射の閾値(イキチ)が高くなるということもあります。
 しかし、腫瘍が小さい場合には、どちらの検査でも引っかからないことも多く、確実なのは、造影剤を使ったMRIで、どんなに小さくても腫瘍の有無はわかります。それとは別に、高齢者では脳梗塞(ノウコウソク)ができていると、難聴だけ、あるいは難聴と目眩(メマイ)くらいしか起こりません。耳なのにどうしてMRIをと思われるかもしれませんが、MRIを撮るのは、腫瘍や脳梗塞などの危険な難聴が隠れている可能性があるからなのです。
 もしも脳梗塞だとすれば、つぎは難聴だけでは済まないかもしれませんから、そうすると動脈硬化、血圧、糖尿などのリスクファクター全てを全部調べます。それらの値が高ければ、これからもっとひどい脳梗塞が起こるかもしれませんから、内科を受診して、そちらをコントロールしてもらってください、という運びになりますね。

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